HDRとは?モニターのHDRについて簡単に解説

HDRとは?モニターのHDRについて簡単に解説

HDRとは?

HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、

従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ/Standard Dynamic Range)に比べて

より広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現できる表示技術です。

HDRは、普通の映像(SDR)よりも

映像の明るさの幅を広げて人間の目で見たような

自然な表現を目指した技術です。

下図の通り、一般的なSDR映像では

日陰が黒つぶれしたり日向が白飛びしたりしますが、

HDR映像では明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、

より自然でリアルな描写が可能になります。

 HDRは次世代の高画質技術として注目されており、

Netflixをはじめとする動画配信サービスやUHD Blu-rayでは

すでにHDRで作成されたコンテンツの配信が始まっています。

しかし、HDRに対応するためには、

PC 側のグラフィック出力は DisplayPort 1.4 以上に対応しており、

入力側は HDMI 2.0b または HDMI 2.1  に対応している必要があります。

信号出力側および、入力側の両方が対応していなければ、

希望通りの解像度設定ができない

(結果として、リフレッシュレートなどが下がるなど)ことがある点に注意してください。 

PC の DisplayPort 出力を HDMI に変換して

HDMI モニターを接続するような際にもこの制限が当てはまります。

ソース(PC 出力)とターゲット(モニター入力)、

ケーブル、変換アダプターのすべてが上記に対応していなければなりません。

いかがでしたか?

本日はHDRについて解説いたしました。

ぜひ今後の検討する際の参考にしてみてくださ

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